last updated : 2023-07-17
TVアニメ「Charlotte(シャーロット)」
2015年夏にTV放送されたアニメ「Charlotte(シャーロット)」。2010年に同じKeyで制作された『Angel Beats!』に続く2作目のオリジナルアニメです。原作/脚本は『Angel Beats!』と同じく 麻枝准 の書き下ろし。そして、同様に劇中曲も手がけています。
TVアニメ「Charlotte(シャーロット)」PV第3弾
お話は、ゲスい主人公 「乙坂 有宇」が、思春期にだけ発現するどこか中途半端な特殊能力を持つ仲間たちと、「特殊能力を持つ学生たちを大人たちから守るための学校」で繰り広げられる学園青春コメディもの。と、思って軽く楽しんでみていたのですけど、 6話の最後から話が一変します。第7話ではコメディのゲスい主人公が、荒れて堕ちていくなかでの生徒会長「友利 奈緒」の存在、そして、8話以降の過酷な運命への展開とその結末。単純な「学園青春コメディ」ではない結末へ向かって。
公式サイトにはキービジュアルがふたつあります。
ひとつは、「麻枝准は問う、眩しい青春の行方を。 大切な何かを失うとしても、少年は運命に立ち向かう。」
そしてもうひとつは、「麻枝准は問う、過酷な運命の結末を。 大切な誰かを忘れようとも、化物は運命に挑み続ける。」
単純に、話の展開の意外性で「シャーロット」を推しているのか?ということではありません。「乙坂 有宇」の青春を、「友利 奈緒」の「約束」を見守って、考えて、想いをはせて。どんな思いで奈緒は有宇を送り出して待っていたのでしょう。
有宇が帰ってきた時に奈緒はどんな気持ちだったのでしょう。
とにかく、「Angel Beats!」「Charlotte(シャーロット)」「神様になった日」と続く急展開の麻枝 作品の中でも飛びぬけているCharlotte と思いますが、私は「あり得ない」展開とは思いません。第13話のラストをみて何を感じるか、それは人それぞれですから。
Charlotte の音楽
もちろん、麻枝 作品として音楽もこのアニメの重要な要素のひとつです。アニメの中に登場するバンド「How-Low-Hello(ハロハロ)」「ZHIEND(ジエンド)」のシングルとアルバム。オリジナルサウンドトラックアルバムと、1クールのアニメとしては多くの楽曲を楽しめます。私は、OPの「Bravely You」が一番好きです。
「Charlotte(シャーロット)」【Bravely You(How-Low-Hello Ver.)】試聴動画
こちらのサビの抜ける高音も気持ち良いです!