TVアニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第24話 青葉城西高校 及川徹のコート外からの超ロングセットアップがかっこよすぎです

last updated : 2023-06-25

TVアニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第24話 極限スイッチ

春高宮城県大会準決勝 烏野高校 vs 青葉城西高校戦。互いに1セットずつを取った最終セット終盤。24-24 デュースの場面で、烏野高校 セッター影山飛雄の2アタック。ボールに飛びつく 県内最強セッターの青葉城西 及川徹の手の先に落ちます。得点は 25-24、烏野高校のマッチポイント。天才であることを認めている、中学時代の後輩の影山に対して及川がつぶやきます。「知っているよ。けど俺はまけない」。青葉城西のタイムアウトに中学時代にいだいた「天才に対するあきらめ」が蘇ります。そして、その時に監督から言われた言葉を思いだします。「自分の力の上限を、もう悟ったって言うのか。技も、体も、精神も、何一つ出来上がってないのに。自分より優れた何かを持っている人間は、生まれた時点で自分とは違っている。それを覆すことなど、どんな努力、工夫、仲間をもってしても不可能だ。…そう嘆くのは、全ての正しい努力を尽くしてからで遅くない。自分は天才とは違うからと嘆き、あきらめる事より、自分の力はこんなものでは無いと信じて、ひたすら真っすぐに道を進んでいくことは、辛く、苦しい道であるかもしれないけれど…」タイムアウトの終わり、及川はつぶやきます。「才能の開花のチャンスを掴むのは今日かも知れない。もしくは、明日か、明後日か、来年か。30才になってからかもな。体格ばかりは何とも言えないけど、無いと思ってたら、たぶん一生無いんだ。」自分の方が評価されているセッターであるのに、後輩の天才にコンプレックスを抱いている及川、自分の「才能」を信じて戦います。

タイムアウト開け、セットポイントの烏野高校のアタックをレシーブするもボールがコートサイドを大きくへ飛び出してしまいます。普通であれば自陣コート内に戻して烏野高校のチャンスボールになってしまう場面ですが、

及川はコートサイドを大きく外れたボールを追いながらエース 岩泉を指さします。



そして、コート外に倒れこみながら超ロングセットアップをあげます。



反動でコートサイドの椅子に倒れこみ、起き上がりコートにもどりながら及川がつぶやきます。


©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS


「才能は開花させるもの。センスは磨くもの。」


 

天才だと思っていた、県内高校最強セッターの青葉城西高校の及川徹が、後輩の烏野高校セッター 影山飛雄にコンプレックスを抱いているのもすごいのですが、「ハイキュー!!」全体に流れる、「才能との闘い」が、この二人にもあるんだと驚きました。強くて憎らしい及川徹が愛おしく思えた瞬間でした。

 



こちらも「ハイキュー!!」の心に残っているシーンです

 

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