TVアニメ「呪術廻戦」第12話、第13話サブタイトルの意味ってわかりますか?

last updated : 2023-06-25

TVアニメ「呪術廻戦」

2020年秋アニメ「呪術廻戦」にはまっています。五条悟がかっこいいし、七海健人は優しいし、虎杖悠仁は真っすぐだし。ジャンプらしく熱いし、OP も ED もかっこいいし、メディアが 「ポスト鬼滅」とか押しているのはちょっと違和感ありますが、私の中で間違いなく2020アニメで No.1です。1クール後半の怒涛の展開が良かったので、逆に1クールが終わったところで、第12話、第13話のサブタイトルがすごく気になってしまいました。結局結論はでないんですが、色々と考えてしまいました。






第12話「いつかの君へ」、第13話「また明日」

第12話あらすじ

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

人間の憎悪より生まれた呪霊である真人に心酔していた吉野順平は、真人に利用され虎杖悠仁と戦うように仕掛けられます。母親の復讐に暴走する吉野順平に対し虎杖悠仁は戦いながらも説得を続けます。虎杖悠仁は説得で戦いを止めた順平の口から残酷な事実を知らされ、高専に来ることを提案します。そんな二人のところに真人が現れ「無為転変」で順平の魂の形を変えてしまいます。真人の本当の目的は両面宿儺を引き出すこと。そのために虎杖悠仁に絶望を与えたいのでした。

第13話あらすじ

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

七海健人は虎杖悠仁の攻撃が真人に有効だと気付き、真人を祓うため虎杖悠仁と協力して相手に変異するすきを与えない連携攻撃を重ねます。真人は改造人間を使い人を殺せない虎杖悠仁を精神的に追い詰めようとしますが、虎杖悠仁はそれを乗り越え、七海健人との連続攻撃を繰り出します。二人の連携攻撃に追い込まれた真人は「死」を感じ、領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を発現させます。必殺必中の領域展開に捕らわれた七海健人は死を覚悟しますが、虎杖悠仁が結界を破壊し助かります。

 

「いつかの君へ」、「また明日」

第12話のサブタイトル「いつかの君へ」、そして、第13話のサブタイトルが「また明日」。とても、本編が心に残る話だったので、ずっとどういう意味なのかひっかかっていて考えていました。

呪術廻戦の1クール全13話のサブタイトルは、漢字が多いのと、作品独特の難しい言葉が多いですよね。

第1話「両面宿儺」:(虎杖悠仁・伏黒恵・両面宿儺登場)
第2話「自分のために」:(五条悟登場/虎杖悠仁高専編入)
第3話「鉄骨娘」:(釘崎野薔薇登場)
第4話「呪胎戴天」:(呪術高専 1年トリオ初任務)
第5話「呪胎戴天-弐-」:(虎杖悠仁 死亡)
第6話「雨後」:(夏油傑・漏瑚・花御 登場)
第7話「急襲」:(五条悟・漏瑚 対戦)
第8話「退屈」:(京都高専メンバー登場)
第9話「幼魚と逆罰」:(吉野順平・七海健人登場)
第10話「無為転変」:(真人登場)
第11話「固陋蠢愚」:(吉野順平・虎杖悠仁遭遇)
第12話「いつかの君へ」:(吉野順平死亡/虎杖悠仁・真人対戦)
第13話「また明日」:(真人・虎杖悠仁・七海健人対戦)

その中で、2話、12話、13話のサブタイトルが趣きが違いますよね。第2話が「自分のために」。高専に編入する時の呪術師になる動機についての質問がある回でした。じゃあ、第12話の「いつかの君へ」。第13話「また明日」はどうなんでしょう。

「いつかの君へ」

このサブタイトルは、連載では 第26話のサブタイトルのようで、虎杖悠仁と吉野順平の戦いから、高専へ誘うまでのお話のようです。ちなみに、第27話「もしも」、第28話「殺してやる」までがアニメ第12話になるようです。「いつかの君へ」のいつかとは?君とはだれか?虎杖悠仁が吉野順平の家ですごして楽しかった時の、母親のために復讐を思いとどまった吉野順平のことを指すのか、それとも、未来のいっしょに高専で生活するかもしれない吉野順平のことなのか。どう思いますか?ちなみに、おなじ「いつかの君へ」というタイトルの邦画があるのですが、その映画のことを考えると、吉野順平の気持ちは…それは、考えすぎですかね。

「また明日」

そして、連載の第29話「成長」、第30話「我慢」、第31話「また明日」がアニメ第13話にあたるようです。連載の第31話「また明日」は、真人が逃亡するところから、虎杖悠仁が「もう負けない」と決意する最後までになるようです。サブタイトルの「また明日」とは、明日また戦っても「負けない」のでしょうか、「殺してやる」のでしょうか。それとも、「バイバイ」ということでしょうか。吉野順平のかなわなかった幸せを思っての「また明日」なのでしょうか。


いくら考えても正解は無いと思いますが、12話、13話と共に考えていきたいと思います。


第9話~第13話「幼魚と逆罰編」のラストシーン

第13話の最後のシーン、戦いの後、助けられなかった人たちが安置されているのを前に・・・
虎杖悠仁「ナナミン、俺は今日人を殺したよ。人は死ぬ、それは仕方ない。ならせめて正しく死んでほしい。そう思ってたんだ。だから引き金を引かせないことばかり考えてた。でも、自分で引き金を引いてわかんなくなったんだ。正しい死って何。」

七海健人「そんなこと私にだってわかりませんよ。善人が安らかに、悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても、世の中の多くの人は善人でも悪人でもない。死は万人の執着ですが、同じ死は存在しない。それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい。私はお勧めしません。」

「などと言っても、君はやるのでしょうね。死なない程度にして下さいよ。今日君がいなければ私が死んでいたように、君を必要とする人がこれから大勢現れる。虎杖君はもう呪術師なんですから。」第9話の出会いの時に、虎杖悠仁を呪術師と認めないと言っていた七海健人が虎杖悠仁を呪術師と認めた言葉です。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

廊下の先で待つ五条悟七海健人に向って歩きながら虎杖悠仁は決意します。
「正しい死にざまなんてわかりゃしない。ならせめて、わかるまで、あいつを殺すまで、もう俺は負けない。」


©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖悠仁 と 吉野順平 の高専でのいっしょの学生生活はかないませんでした。吉野順平の友達との楽しい学生生活みてみたかったですね。そんなアニメは2クール「京都姉妹校交流会編」へと続きます



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