last updated : 2020-12-31
岩永琴子というキャラクター
久々にアニメのキャラクターにやられた感じです。TVアニメ「虚構推理(In/Spectre)」の主人公 岩永琴子に。
©城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
『虚構推理』は、城平京 原作の小説。怪異たちの知恵を司る神となった少女岩永琴子と不死身の男性桜川九郎の2人と彼らを取り巻く人々、人あらざるもので繰り広げられるミステリー(※ジャンルについては色々と議論があるようです)
コミカライズ版のテレビアニメ化が『虚構推理』 (In/Spectre) のタイトルで2020年1月~ 3月までテレビ放送されました。TVアニメは原作の『虚構推理 鋼人七瀬』をメインに、琴子と九郎の出会いと短編集より『ヌシの大蛇は聞いていた』をあわせた構成になっています。
主人公、岩永 琴子(いわなが ことこ)は、11歳のときに怪異たちの知恵の神になるという契約を交わし、その契約のために、右目と左足を失っています。怪異たちの知恵の神として怪異に関する問題を解決する助けをしています。一眼一足の神「おひいさま」と呼ばれ、右目には義眼、左足には義足を装着しています。風貌はかわいいお嬢様なのですが、オヤジ並みの下ネタを言い、また声優の鬼頭明里さんの声も相まってそのギャップ萌えが良いのです。
表情が豊かで感情を隠さず、思ったことは言葉にする。お嬢様然としたフリフリの衣装、容姿のかわいらしさとメンタルの強さのギャップが彼女の魅力なのだと思います。そして、声もトーンもセリフまわしもキャラクターにぴったりはまっていると思います。
まったくもって最高のキャラクターです。
このオープニングのキメポーズなんて最高です。
さて、私にはこのアニメについてひとつ不満なところがありました。TVアニメの視聴中、恋人の桜川九郎との関係が琴子の一方的な片思いのように描かれています。それが、ずっと不憫で仕方なかったのですが、最終回の最後の二人のシーンで、そんなことはないことが描写されていて、また、琴子の表情をみてとても安堵しました。なんだ、演出にだまされたなと、まるでお父さんになった気持ちです。
©城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
「虚構推理」みたことがないのであれば、ABEMA TVで TVアニメがみられるようですので一度みてみて下さい。
そして、TVアニメ2期の製作が決定したようです。2期解禁のPVがYoutubeに!
また、二人に会えると思うと楽しみです。