last updated : 2021-09-12
『よるのおと』
うちの子ども(4歳女子)に読んであげたい、
というより、自分が好きな絵本を紹介します。
私のお気に入り絵本のおすすめです。
自分が好きな絵本だと、
なおさら読むのが楽しいですよね。
たまには、そんな読み聞かせでも
いいですよね。
というわけで、
今日は「よるのおと」です。
お話のあらすじ
「ああ、やっとついたよ。おじいちゃんのいえ」
夜の中をひとりで歩く子ども
虫の声とカエルの鳴き声
遠くで汽車の音
池の鯉が泳ぐ
カエルが池に飛び込む
その波紋の音まで
聞こえてきそうな夜
おじいちゃんのいえまでの
数分間の
蛍の飛ぶ音が聞こえてきそうな
静寂の中の
できごと
おすすめ
小さな小さな「音」
が聞こえる
「静けさ」を
感じる絵本です。
普段の音の中では
感じることのできない
静かな情景を
体験して下さい
全体を通して
夜の景色が
青色で描かれていて
「静寂」と広がりを感じます。
私が好きな絵です。
絵本の情報
・著者:たむらしげる
・出版社:偕成社(2017)
・本のサイズ:30×22cm
・ページ数:32
・文字の多さ:少ない(見開きで20文字以下)
男の子が池のほとりを歩いています。もうすぐおじいさんの家につくところです。もうすっかり日がくれて、空には月が輝いています。リリリ、リリリ。虫が鳴いています。遠くからは列車の汽笛。池に浮かぶハスの葉にはカエルがいます。シカの親子も水を飲みにきているようです。ほんの数十秒のあいだにおこる小さなドラマの数々。そこにひろがるゆたかな世界。ページをめくることが一つの体験だということが感じられる絵本です。
出版社から
そのほかのおすすめ
・「くじらのバース」
・「わたしのワンピース」
・「不思議の国のアリス(とびだし しかけえほん)」
・「てぶくろ」
・「おふろだいすき」
おわりに
新しい本ですが、
ネットで見つけて購入しました。
「よるのおと」という
タイトルと
表紙の青に惹かれたからです。
お父さんがたまに見て
ほくそ笑む本です。
結局、
子どものお気に入りには
なりませんでしたが
いつか本棚でみつけて
何か感じてくれたら
と思っています。