3D CAD「AUTODESK Fusion 360」 CAEを使用するのに設定しておきたいWindows設定

last updated : 2023-02-19

AUTODESK Fusion 360

3D CAD/CAM/CAE を統合したソフトウェアです。サブスクリプションで年間¥61,600(税込)で全ての機能が使用できます。対応しているシミュレーションは、※2022年9月のアップデートからローカルでのシミュレーションができなくなっています。
全てクラウドでのシミュレーションになりますが静的応力のみ無料で実施可能です。ですのでWindwosの仮想メモリ設定は大きなデータを扱うためだけに必要です。

  • クラウド シミュレーション
  • 静的応力
  • モード周波数
  • 熱伝導と熱応力
  • 座屈
  • 非線形応力
  • イベント シミュレーション
  • シェイプ最適化

で、クラウドシミュレーションは別途費用が必要になります。



https://twitter.com/Fusion360Japan

Windows Defenderの除外設定にFusion 360 の一時フォルダを追加する

Windows10のセキュリティーでWindow Defenderを使用している場合、Defender の除外フォルダ設定に以下のFusion 360のインストールフォルダおよびサブフォルダを追加設定します。※”Logon User name”はWindowsへLogonしているユーザー名

  • C:\Users\”Logon User name”\AppData\Local\ Autodesk \ webdeploy \
  • C:\Users\”Logon User name”\AppData\Local\ Autodesk \Temp \ Neutron \

これにより、セキュリティソフトウェアがシミュレーションのためにFusion 360で作成されたファイルをアクティブにスキャンするのを防ぐことができます。私の場合は、CORE i7のNote PCでFusion 360のCAEを使用した時に解析にとんでもなく時間がかかっていたのが改善されたのと、まれに出ていた「Solver Error」の発生頻度が少なくなったと思います。

PCのセキュリティに関する設定変更になりますので、個人の責任と判断で適用を検討してください。

Windows Derenderの除外設定の方法

  1. [スタート]  > [設定]  > [更新とセキュリティ]  > [Windows セキュリティ] > [ウイルスと脅威の防止] の順に移動します。
  2. [ウイルスと脅威の防止の設定] で、[設定の管理] を選択し、[除外] で、[除外の追加または削除] を選択します。
     
  3. [+除外を追加] を選択し、[フォルダ]を選択します
    • C:\Users\”Logon User name”\AppData\Local\ Autodesk \ webdeploy \
    • C:\Users\”Logon User name”\AppData\Local\ Autodesk \Temp \ Neutron \
      フォルダをそれぞれ追加します。

設定は以上です。







Related posts

Leave a Comment