Amazon Alexa(アレクサ)の定型アクションの設定でSwitchbotの活躍の幅がかなり広がりました

last updated : 2023-02-12

Amazon Alexa(アレクサ)

Amazonが提供する スマートスピーカーが Alexa(アレクサ)です。スマートスピーカーはWikipediaでは「スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。内蔵されているマイクで音声を認識し、情報の検索や連携家電の操作を行う。日本ではAIスピーカーとも呼ばれる。」となっています。声で呼びかけると、音楽を再生できたり情報検索や家電の操作などができるものです。



https://twitter.com/AmazonEchoJP



うちのアレクサはおバカ扱い

うちのアレクサはEcho Dotの3世代です。家族の中ではどちらかと言うと役立たずな印象です。それというのも、音声認識がいまいちなところがあるからで、うちの場合は、お布団に入ったあとに「アレクサ、常夜灯をつけて」という場面で、「すみません。×××というデバイスが見つかりません。」みないに反応されることが良くあります。それから、普通の声では反応してくれなくて、声を張らないといけなかったりするので、スイッチを入れるとか切るとかのひとつの操作だけなら、自分で動いた方が早い!的な雰囲気になっているからです。

そんなうちのアレクサが不憫で、家族の評判を何とかしてあげたくて 、ひとつの音声操作でいくつもの事をこなせる「定型アクション」を設定してみました。結果は中々で、うちのアレクサの評判が少し良くなったと思います。めでたしめでたし。うちのアレクサの「定型アクション」設定を紹介しますので、参考になればどうぞ活用してください。

Amazon Alexa(アレクサ)定型アクション

アレクサには複数の操作をあらかじめ設定しておいて実行できる機能があります。例えば、音声で「アレクサ、おはよう」と呼び掛けて実行できる「おはよう」という実行条件を設定し、実行するアクションとして、

  • アレクサが朝のフレーズ言う
  • 天気予報を読む
  • テレビや家電の電源を操作する

のように、いくつかの操作をひとつの音声命令で実行することができるよう設定できる機能が「定型アクション」です。次にうちのアレクサの場合を説明します。

うちのAmzaon Alexa(アレクサ)の環境

うちのアレクサは古い Echo Dot(3世代)です。家電を操作するためのスマートリモコンやスマートデバイスは、 SwitchBot というシリーズを使っています。定型アクションだけでなく、スマートリモコンの「シーン」という機能で温度の条件によってスマートプラグを使って自動的に電源をON/OFFしたりもしています。また、うちの場合はテレビのメイン電源を切る習慣になっているのと、テレビを外部スピーカーで鳴らしているので、外部スピーカーの電源のON/OFFもしています。



  • スマートリモコン:SwitchBotハブミニ
  • SwitchBot温湿度計
  • SwitchBotスマートプラグ
  • SwitchBotカーテン


SwitchBot 温湿度計とスマートプラグ

Amazon Alexa(アレクサ)と SwitchBotスマートデバイスで定型アクションを設定

うちのアレクサの定型アクションはこんな感じです。スマートフォンのアレクサアプリで設定しています。


アレクサアプリ「定型アクション」

  • 朝の支度(カーテンを開ける、ライトを消す、テレビをつける)
  • ただいま(ドアをロック、テレビをつける)
  • 出かけるね(テレビを消す、ライトを消す、ドアをロック)
  • 暗くなってきたね(カーテンを閉める、ライトを点ける)
  • もう寝るよ(テレビを消す、常夜灯を点ける)
  • おやすみ(テレビを消す、常夜灯を点ける)
  • etc.

定型アクション「朝の支度」

アレクサに「アレクサ、おはよう」と話しかけると実行するように設定しています。実行されるアクションは


定型アクション「おはよう」

  1. アレクサが朝起きたらのフレーズを言う・・・アレクサが朝起きたらのフレーズを言います。
  2. アレクサが天気予報を読む・・・アレクサが天気予報、注意報や降水確率、その日の最低気温、最高気温などを伝えてくれます。
  3. SwitchBotに設定したシーン「朝」を実行します。
    ※「シーン」とは、SwitchBotのスマートリモコンに設定できる「定型アクション」です。アレクサの「定型アクション」と同じでいくつかのアクションを登録できます。

    シーン「朝」の設定
    ・テレビと外部スピーカの電源が接続されたスマートプラグをオンします。
    ・リビングのライトをオフします。
    ・カーテンを全開位置まで開きます。
    ・テレビのチャンネルを「4」に設定します。

つまり、「アレクサ、おはよう」と言うと、アレクサが「おはようございます。~」と返事をした後に、今日の天気予報を教えてくれます。ライトを消して、カーテンを開けます。テレビの電源を入れて、チャンネルを4にしてくれます。

「おはよう」の音声命令だけで、これだけ実行してくれるので便利な感じがするのか、家族の評判は以前より 「アレクサ、進化した」という上々の評価に変わったと思います。

定型アクション「暗くなってきたよ」

アレクサに「アレクサ、暗くなってきたよ」と話しかけると実行するように設定しています。実行されるアクションは


定型アクション「暗くなってきたよ」

  1. アレクサが「そうですか。 今、ライトをつけますね。」のフレーズを言う
  2. SwitchBotに設定したシーン「夕方」を実行します。
    ※「シーン」とは、SwitchBotのスマートリモコンに設定できる「定型アクション」です。アレクサの「定型アクション」と同じでいくつかのアクションを登録できます。

    シーン「夕方」の設定
    ・カーテンを全閉位置まで閉めます。
    ・リビングのライトをオンします。

  3. 10秒待機する
  4. アレクサが「カーテン閉まっていますか? 空いていたら直していただけますか。」とメッセージを言います。

つまり、「アレクサ、暗くなってきたよ」と言うと、アレクサが「そうですか。今、ライトをつけますね。」と返事をした後に、カーテンを閉めて、ライトを点けてくれます。

「おはよう」や「おやすみ」などの音声命令だけで、これだけ実行してくれるので便利な感じがするのか、家族の評判は以前より 「アレクサ、進化した」という上々の評価に変わったと思います。

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