スマートホームデバイスSwitchBotの 温湿度計でスマホから部屋の温湿度がわかります

last updated : 2023-06-25

スマートホームデバイス

スマートホームデバイスとは、家電をネットに接続してスマホやスマートスピーカー(Amazon Alexa、Google Home、Apple HomePodなど)から操作したり、状態を確認したり、設定したスケジュールで自動で操作することができるデバイス(機器)です。スマートホームに対応していないテレビやエアコンやライトのリモコンを登録することでスマートホームデバイスのように操作できるようにする スマートリモコンというものもあります。

 

SwitchBot

SwitchBotは、スマートホームデバイスを販売するメーカーのひとつですが、他にはない、「リモコンに対応していない家電の『ボタン』を操作してスマートホームに対応させるデバイス」や、「カーテンの開け閉めを自動でおこなえるデバイス」などをラインナップしているとてもユニークなメーカーです。

私がSwitchBotのスマートデバイスを使用したのは、『温度と湿度を計るデバイス』と『コンセントのオン/オフができるデバイス』を連携させて部屋の温度の状態でヒーターのオン/オフをコントロールするのに使ったのが始まりでした。

 

SwitchBot温湿度計

温湿度計は、縦横 45 mm 奥行 15 mm程度の温湿度を表示するユニットで電池で駆動します。使用電池は単4型2本ですが、私が使っているものは2年以上使用していますが、アプリで確認できるバッテリー残量は70%と表示しています。私は、元々トイレの暖房をするためにトイレの室内の温度で小型のパネルヒーターをつないだコンセントをオン/オフしようと考えてスマートホームデバイスを探していました。そこで温度の監視ができるデバイスがあるSwitchBotの温湿度計とコンセントデバイスを購入しました。どちらも価格が¥2,000以下と手頃なことも購入に踏み切った要因です。

 

SwitchBotスマート温湿度計でできること

温度湿度が計れてディスプレイに表示しています。スマートデバイスなので温度湿度が記録できます。記録の確認は、スマホのアプリでできます。記録されている温度と湿度のデータをファイル(CSV形式)で保存することができます。温湿度計はスマホ(専用アプリ)とBluetoothで接続されるので、つながっていればデータを確認することができます。

SwitchBotアプリで温湿度計を選ぶと現在の温度と湿度が確認できます

温度や湿度に範囲を設定してアラート表示をすることができます。

「詳細」を選ぶと温度、湿度の記録が確認できます。

その場合のデータの保存期間は36日分です。温湿度計をスマートリモコンのSwitchBot Hub(mini)に接続すれば、スマホとの通信はWi-Fi経由になり、スマホからのデータ確認はネットワークに接続されていればどこでも可能です。(自宅外でもということです。)その場合のデータの保存期間は自分で消去しないかぎり期間は関係なく全部のデータが保存されるようになります。そして、スマートリモコンと温湿度計を接続すると、『シーン』という機能が使えるようになります。それは、温度を条件として、スマートリモコンでコントロールできるものを自動で操作することができるようになります。私が、温湿度計でパネルヒーターをコントロールしたことを参考に説明します。

 

温湿度計でヒーターをコントロールする方法

やろうとしていることはこんな感じです。


・トイレが寒くならないよう小型のパネルヒーターを使って温度を一定にする
・コンセントをコントロールできるスマートホームデバイスでパネルヒーターのオン/オフをする
・ヒーターをコントロールする時間は夕方から朝までとする

これを実現するのに、SwitchBotの温湿度計で温度の監視をし、プラグでコンセントのオン/オフを制御します。設定としては、ヒーターがオンする時間は16:00から翌朝9:00までとします。維持するトイレの温度は12℃として、ヒーターをオンする温度設定を12℃、ヒーターをオフする設定を同じく12℃とします。これは、SwitchBotアプリの「シーン」という設定でおこないます。


SwitchBotアプリ画面(iPhone)

アプリからシーンを選びます

新しい設定を追加するには画面右上の「+」を押します。

『温度計』を追加して温度条件を設定します。『プラグ』を追加してオン/オフを設定します。更に有効な時間を設定することで設定した条件に沿った動作が実施される時間を選べます。上の設定では、温度計が「12 ℃」より低くなった時にプラグを「オン」にします。今度は、ヒーターをオフにする設定を追加します。

このままだと、朝9:00にヒーターがオンのままだとそれ以降オフにすることがないので、朝9:00にプラグをオフする設定を追加しておきます。

これで、温湿度計とプラグの設定は終わりです。実際に動作していること(プラグがオンかオフか)はアプリから状態を確認できます。また、プラグの履歴で動作履歴が確認できます。更に、プラグを通して接続された家電の消費電力も確認できます。

プラグの動作履歴

温湿度の記録は「時間」、「日」、「週」、「月」、「年」のグラフを表示できます。先ほどの設定でヒーター(プラグ)がオン/オフしていることがわかる温度グラフです。

 

スマートデバイスについては、こちらの投稿もどうぞ



 

Related posts

Leave a Comment