脳にエネルギーチャージ!簡単レシピで手づくりラムネをつくってみた

last updated : 2021-08-01

手づくりラムネ

ラムネを作ってみました!
飲むラムネじゃなくて
食べる方のやつです。

突然ですが
知り合いが、会社辞めたらラムネ職人になる、
と、唐突に言い出しました。

理由は、ラムネが好きだから!、とか。

それはともかく
私もラムネは好きなので
自分で作ってみようかと思ったわけです。

ここ最近、市販のラムネ菓子の売上が
毎年2割ずつ伸びているという話もあります。

プラスチック製のラムネ瓶型容器に
入っているお菓子ラムネが
オフィスで、脳へのエネルギー補給(ブドウ糖)に
使われているんだそうです。

今まで、私には
ラムネを手づくりする発想が
まったくなかったのですが、
レシピを検索してみたら、
簡単そうだったので
やってみることにしました。

自分なりに少しアレンジしましたが
なかなかおいしくできたので、
期待してくださいね。

色々と書きましたが
すぐレシピへ行きたい方は
目次から飛んでください。

 

ラムネって何でできてるの?

簡単に言ってしまえば、
甘い粉を固めたもの、
でしょうか。

砂糖やブドウ糖が主な材料です。
それをでん粉などを加えてで固めています。

シュワシュワとした食感は
何で出しているのか?
それは後ほど

私の中では、ラムネといえば「クッピーラムネ」です。
クッピーラムネのサイトはこちら
が、最近では、森永ラムネも注目です。

森永ラムネの材料は
ぶどう糖、タピオカでん粉、ミルクカルシウム/酸味料、乳化剤、香料

クッピーラムネの材料は
砂糖、コーンスターチ、ばれいしょでん粉、デキストリン、酸味料(クエン酸)、香料、アナトー色素、ブドウ果汁色素

 

脳のエネルギーってほんと?

昔から、脳を使った時に
甘いものを食べると良いといいます。

体の消費エネルギーの20%は
脳が使っているんだそうです。

基礎代謝が 2000kcal
の人で400kcalですね。

脳のエネルギーは「ブドウ糖」です。

筋肉と違って、脳がエネルギーとして使えるのは
ブドウ糖だけ、と言われていました。
(最近では、ケトン体も脳のエネルギーとして使うとの
話もあるようです。)

ブドウ糖は、炭水化物か糖類から分解されて作られます。

肝臓や筋肉は、
ブドウ糖からグリコーゲンを合成し蓄積できます。
なので、必要になれば、グリコーゲンを分解し
ブドウ糖を使うことができます。

脳は、ブドウ糖をほとんど蓄積することができません。
そのため、ブドウ糖を補給する必要があります。

ラムネの粉砂糖は
消化酵素でブドウ糖と果糖に分解され、
ブドウ糖は小腸から吸収されます。

炭水化物より消化の工程が少ないので
ブドウ糖を手っ取り早く補給するには
砂糖は向いているようです。

なので、ラムネで

集中力が増す
2日酔いに効く

などと言われることがあるようですが

どちらも、脳がエネルギー不足の状態の時に
エネルギーの補給で改善される
のだと思います。

ただし、
ラムネが消化吸収されれば、
ブドウ糖として、エネルギーになりますが

食べすぎて余ったエネルギーは
体に蓄えられます。

なので、ラムネの食べすぎはだめですね。

ラムネ一粒で5kcalとすると
脳のエネルギーで 20分ぶんなので
1時間分でラムネ3粒〜4粒です。

 

ラムネのレシピ

手づくりラムネのレシピ

今回つくるのは
甘くて、ちょっと苦くて
なめるとシュワっとする
レシピです。

森永ラムネのさっぱり感ではなく
クッピーラムネの甘い感じです。

好みに合わせて、アレンジしてください。 

1. 粉砂糖 …………………50g
(粉砂糖 +ブドウ糖 40+10g)
2. コーンスターチ ……… 10g
3. クエン酸 ……………… 小さじ1/4
4. 水 ………………小さじ1/2
5. レモン果汁 …………… 小さじ1/2
6. 重曹 小さじ1/2
7. 着色料(色をつけたい時) ほんの少し

粉砂糖は、最初からコーンスターチが
混ざっているものもあります。

それを使う場合は、
コーンスターチの量を
少なくしてもいいでしょう。

合わせて60gの中で調整してみてください。

※私は、甘みを少し抑えるのに
粉砂糖とブドウ糖の組み合わせで
つくりましたが、
粉砂糖だけで甘くて美味しいです。

ブドウ糖の方が甘みが少ないですが、
比重が砂糖の半分程度なので
同じ重さでも量が多くなります。

クエン酸、レモン果汁は酸味
重曹は、クエン酸と水分に反応して
口の中でのシュワシュワ感
あと、少し苦味があります。
になります。

味の好みで、量は微調整してください。
くれぐれも入れすぎないように。
※水とレモン果汁の合計量は
最後に成形する時に影響する
ので変えない方が良いです。

(レモン果汁を多くしたら、その分、水を少なくするとか)

 

材料の買い出し

ラムネの材料

今回、入手した材料です。

粉砂糖は、パウダーシュガー、
細目グラニュー糖
など
の表示がされています。
100均やスーパーの
お菓子づくりのコーナーにあります。

コーンスターチ、レモン果汁、重曹
スーパーのお菓子づくりコーナーにあります。

食用のクエン酸は、ドラッグストアにあります。
私が使ったのは、「つかれず粉」というものですが
100%クエン酸です。
クエン酸が見つけられずにお店の人に聞いたところ
これを紹介されました。

つかれず粉

クエン酸

ちなみに、クエン酸と重曹は「食用」のものです。
くれぐれも、掃除用を使わないようにお願いします。

着色料は、青、赤、黄があれば
混ぜ合わせて好きな色にできます。

食用色素

 

ラムネの作り方

1. 粉砂糖とコーンスターチを
ボールなどで混ぜ合わせます。

 

ラムネ-1

 

2. くぼみを作って、
クエン酸、水、レモン果汁、着色料を入れます。

(着色料は、ほんの少しでいいです。
3色を混ぜ合わせて好きな色にして下さい。
特に青は、発色がいいので
他の色より少なくてもいいでしょう。)

クエン酸を溶かしたら、全体をよく混ぜます。

 

ラムネ-2

 

3. だまになった部分が無くなって、
全体が均一になるまで混ぜ合わせます。

私は、スプーンで混ぜました。

水分が残っていると、次に混ぜる重曹と反応してしまいます。
※食べた時にシュワっとしなくなります。

4. 重曹を加えて、更に混ぜます。

5. 型に入れて成形します。
軽量スプーンの小さじ1/4 を使いました。
※ スプーンなどを使って、軽量スプーンに押し込んで形を作ります。
この時、水分が多いと型から外れなくなります。

この大きさで、半円球のラムネが
45個ぐらいできます。

 

ラムネ-3

ラムネ

 

ここまでの作業で、約30分〜1時間かかります。

6. 乾くのを待ちます。
5〜6時間で表面は乾燥します。

※作ってすぐに食べられないのが難点です。
(改善案募集中)

混ぜる作業をミキサーでやってみました。
ミキサーを使う場合は、水を入れなくても良いと思います。

型を使ってみました。
100円ショップのお菓子作りのコーナー
で見つけた型を使ってみました。

お菓子の型

1番大きいのでやってみました。

型から押し出せるので
多少使いやすいです。

ハート型

ハートの形のラムネの出来上がり。

 

手づくりラムネのカロリー

粉砂糖が50gで 193kcal
コーンスターチが10gで 35kcal
クエン酸、重曹などで 4kcal
合計で 232kcalです。

45個で割ると、ラムネ1個あたり約 5kcalです。

美味しいからって、
食べ過ぎにはご注意下さい!

 

手づくりラムネのまとめ

自分でも、手づくりしてよかった
と思えるぐらいに
美味しいラムネができました。

ここまで読んだくれたあなた、
ラムネを作ってみたいと思いましたか?

手づくりラムネには、それなりに、
コストと手間がかかりますので

このレシピをどうしても味わってみたい
という、ラムネ好き以外の方には

クッピーラムネか森永ラムネの購入をおすすめします。

最後まで、読んでいただき
ありがとうございました。


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